タイトリスト / 913D2
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球の上がり易さ
数値 | 分類 | 平均 | |
表示ロフト(度) | 9.5 | ||
リアルロフト(度) | 10.5 | ||
ロフト角差(度) | 1 | 表示+1 | +0.5 |
重心深度(mm) | 42 | 1:超深い | 38.0 |
【解説】リアルロフトが表示ロフトよりもやや大きく、重心深度が極めて深いため、弾道がかなり高くなります。タイトリストは球が上がり難いイメージがありますが、このヘッドに限っては、そんなことはないようです。
(※)リアルロフトが大きいと球が上がり易くなります。リアルロフトと表示ロフトは、ほとんどの場合、異なっています。リアルロフトの方が表示ロフトよりも大きい場合、球は思ったより(「表示ロフトなり」より)、高く上がります。上のグラフは、リアルロフトと表示ロフトの差によって、「表示ロフトなり」よりもどれだけ球が上がり易いかを示しています。ロフト角の詳細はロフト角(リアルロフト)のページをご参照ください。
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(※)重心深度が深いと球は思ったより高く上がります。その理由は重心深度のページをご参照ください。
球の捕まり易さ
数値 | 分類 | 平均 | |
重心角 (度) | 26.5 | 2:かなり大きい | 23.0 |
重心距離 (mm) | 41 | 6:かなり長い | 38.2 |
ネック軸周り 慣性モーメント (NMOI)推定値 (gcm2) |
7960 | 6:かなり大きい | 6678 |
【解説】重心角がかなり大きく、これは球の捕まりを良くする要素なのですが、同時に重心距離はかなり長く、ネック軸周り慣性モーメント(NMOI)の値もかなり大きいため、重心角による捕まりの良さを打ち消しています。総合的に見ると球の捕まりは、平均的~やや悪いです。
(※)重心角が大きいと球の捕まりが良くなります。その理由は重心角のページをご参照ください。
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(※)重心距離が長いとネック軸周り慣性モーメント(NMOI)が大きくなり易いです。その理由は重心距離のページをご参照ください。ネック軸周り慣性モーメント(NMOI)が大きいと球の捕まりが悪くなります。その理由は球の捕まりのページをご参照ください。
飛距離性能
数値 | 分類 | 平均 | |
重心高さ(mm) | 29.5 | ||
フェース高さ(mm) | 53.5 | 5:ややディープ | 52.7 |
低重心率(%) | 55% | 1:超低重心 | 59.1% |
【解説】重心が極めて低く、飛距離性能が極めて高いです。飛距離が欲しい方にお勧めです。
(※)低重心率の数値が小さいと(低重心だと)、そのヘッドは飛距離性能が高いです。(ただしヘッドスピードが40m/s未満の方を除きます)。その理由は低重心率のページをご参照ください。
(※)全般的に、低重心のヘッドはヘッド左右慣性モーメント(MOI)の値が小さい傾向にあります。その理由も低重心率のページをご参照ください。
オフセンターヒットへの寛容さ
数値 | 分類 | 平均 | |
体積(cc) | 455 | 大きい | 450 |
ヘッド左右 慣性モーメント (MOI) (gcm2) |
4755 | 6:かなり大きい | 4415 |
【解説】ヘッド左右慣性モーメント(MOI)の値がかなり大きく、オフセンターヒットに対して、かなり寛容です。芯を外しても、方向のずれは小さく、飛距離のロスも少ないです。このクラブで特筆すべき点は、低重心なのに、MOIが大きいことです。普通、この2つは両立しません。設計が優れているとしか言いようがありません。
(※)ヘッド左右慣性モーメント(MOI)の値が大きいと、芯を外した時でも、方向のブレが小さくなり、飛距離のロスも少なくなります。つまりオフセンターヒットに対して寛容になります。その理由はヘッド左右慣性モーメントのページをご参照ください。
(※)全般的に、ヘッド体積が大きいと、ヘッド左右慣性モーメント(MOI)の値が大きい傾向にあります。
その他の数値
数値 | 分類 | 平均 | |
ヘッド重量(g) | 195 | 4:平均的 | 195.7 |
フェース角(度) | -0.5 | 0.5度オープン | 0度 |
(※)ヘッド重量は、リシャフト時にゴルフクラブの長さを決定する際に重要になってきます。詳しくは、ゴルフ工房さんとご相談ください。
(※)フェース角の詳細はフェース角のページをご参照ください。
(※)全てのデータはゴルフクラブ数値.comの独自調査によるものであり、メーカーの公表値とは異なります。また、製造誤差や測定誤差などがあるため、同じモデルのヘッドが必ず同じ数値になるとは限りません。