テーラーメイド / グローレ
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球の上がり易さ
数値 | 分類 | 平均 | |
表示ロフト(度) | 9.5 | ||
リアルロフト(度) | 11 | ||
ロフト角差(度) | 1.5 | 表示+1.5 | 0.5 |
重心深度(mm) | 38.5 | 3:やや深い | 38.0 |
【解説】リアルロフトが表示ロフトよりも1.5度も大きく、重心深度もやや深いため、表示ロフトよりもかなり高い球がでます。元々の弾道が高い方は、球が上がり過ぎて飛距離をロスしますので、ロフト角選びに注意が必要です。
(※)リアルロフトが大きいと球が上がり易くなります。リアルロフトと表示ロフトは、ほとんどの場合、異なっています。リアルロフトの方が表示ロフトよりも大きい場合、球は思ったより(「表示ロフトなり」より)、高く上がります。上のグラフは、リアルロフトと表示ロフトの差によって、「表示ロフトなり」よりもどれだけ球が上がり易いかを示しています。ロフト角の詳細はロフト角(リアルロフト)のページをご参照ください。(※)重心深度が深いと球は思ったより高く上がります。その理由は重心深度のページをご参照ください。
球の捕まり易さ
数値 | 分類 | 平均 | |
重心角 (度) | 25 | 3:やや大きい | 23.0 |
重心距離 (mm) | 41.5 | 7:超長い | 38.2 |
ネック軸周り 慣性モーメント (NMOI)推定値 (gcm2) |
7640 | 6:かなり大きい | 6678 |
【解説】重心角はやや大きいですが、重心距離が極めて長いため、球の捕まりはやや悪いです。ドライバーで右にミスし易い方にはお勧めしません。また、ネック軸周り慣性モーメント(NMOI)がかなり大きいので、フェースローテーションの大きいスイングの方とは相性が悪いです。
(※)重心角が大きいと球の捕まりが良くなります。その理由は重心角のページをご参照ください。(※)重心距離が長いとネック軸周り慣性モーメント(NMOI)が大きくなり易いです。その理由は重心距離のページをご参照ください。ネック軸周り慣性モーメント(NMOI)が大きいと球の捕まりが悪くなります。その理由は球の捕まりのページをご参照ください。
飛距離性能
数値 | 分類 | 平均 | |
重心高さ(mm) | 29.5 | ||
フェース高さ(mm) | 52.5 | 4:平均的 | 52.7 |
低重心率(%) | 56% | 2:かなり低重心 | 59.1% |
【解説】重心がかなり低く、飛距離性能が良いです。飛距離が欲しい方にお勧めします。
(※)低重心率の数値が小さいと(低重心だと)、そのヘッドは飛距離性能が高いです。(ただしヘッドスピードが40m/s未満の方を除きます)。その理由は低重心率のページをご参照ください。(※)全般的に、低重心のヘッドはヘッド左右慣性モーメント(MOI)の値が小さい傾向にあります。その理由も低重心率のページをご参照ください。
オフセンターヒットへの寛容さ
数値 | 分類 | 平均 | |
体積(cc) | 460 | 大きい | 450 |
ヘッド左右 慣性モーメント (MOI) (gcm2) |
4040 | 2:かなり小さい | 4415 |
【解説】ヘッド左右慣性モーメント(MOI)がかなり小さく、オフセンターヒットに対してかなりシビアです。ミート率には自信があって飛距離が欲しいという方にお勧めします。打点がばらつく方にはお勧めしません。
(※)ヘッド左右慣性モーメント(MOI)の値が大きいと、芯を外した時でも、方向のブレが小さくなり、飛距離のロスも少なくなります。つまりオフセンターヒットに対して寛容になります。その理由はヘッド左右慣性モーメントのページをご参照ください。(※)全般的に、ヘッド体積が大きいと、ヘッド左右慣性モーメント(MOI)の値が大きい傾向にあります。
その他の数値
数値 | 分類 | 平均 | |
ヘッド重量(g) | 189.5 | 2:かなり軽い | 195.7 |
フェース角(度) | 1 | 1度クローズ | 0度 |
(※)ヘッド重量は、リシャフト時にゴルフクラブの長さを決定する際に重要になってきます。詳しくは、ゴルフ工房さんとご相談ください。(※)フェース角の詳細はフェース角のページをご参照ください。
(注)データはゴルフクラブ数値.comの独自調査によるものであり、メーカーの公表値とは異なります。また、製造誤差や測定誤差などがあるため、同じモデルのヘッドが必ず同じ数値になるとは限りません。